サッカー漫画をよんでいると心苦しくなる
私は小学1年生から高校3年生までの12年間、サッカー部に所属していました。小学の時に全国大会、中学の時には近畿大会に出場することができました。
傍からみれば輝かしいサッカー人生ですが、そう思われると心苦しくなる自分がいます。
特にサッカー漫画を読んで自分と彼らを比較すると、以下に私が矮小なのかを痛感させられます。
サッカーが一番ではなかった
サッカーを始める理由は人それぞれだと思いますが、根本的な思いは皆「楽しそうだから」か「憧れ」があると思います。
やはりそういう人達は試合でも楽しそうにしていて、羨ましく思います。
かくいう私はどうだったかというと、心の底からサッカーを楽しめていませんでした。
始めたきっかけも、自分の地域は田舎で、みんながサッカーをしているからといった理由です。
そこから好きになっていく人もいるかと思います。私もずっとサッカーが好きではないというわけではなく、試合にでて点を決め、ドリブルの精度が向上するたびにサッカーが楽しいと思いました。
ですが、当時の私はゲーム大好きっ子であり、ゲーム日(土曜日、日曜日)しかゲームができない環境だったので、練習にも乗り気にはなりませんでした。
練習していてもゲームの事ばかり考えており、試合中にMapleStoryのことが頭に浮かんだときはさすがにやばいと思いました笑
結果、サッカーにのめり込むといったことはありませんでした。
なのでサッカー漫画の登場人物達と比べて、自分はなんであそこまで頑張らなかったのかと思うようになりました
楽しいと思うことはダメだ
以前、高校で野球をしていた友達と部活について話したことがあるのですが、その友達は野球が楽しいといっていた事に対し、私は凄い驚きました。
私は【真剣≠楽しさ】と考えていたので、試合中に嬉しいことがあっても喜ばず、練習中に楽しいと思うことがあっても、それはいけないことなんだと思っていました。
なので、部活をしている人達は本当に楽しんでいるのかとずっと疑問に思っていました。
そしてまたサッカー漫画との比較になりますが、彼らは本当に楽しそうにサッカーをしています。今ではそんな彼らが羨ましくて仕方がないです。
周りの目が痛い
小学生の時は保護者で応援に来る人も多くて、毎試合出場していて私は【いいとこ見せないと】という気持ちでいっぱいでした。
私のポジションは左サイドハーフで、前半か後半にはサイドライン側で応援している保護者の声が聞こえてきます。
頑張れ、負けるな、と
確かに凄い嬉しかったのですが、当時の僕は【応援してもらっているから、下手な所は見せられない】と思い、いつも試合はビクビクしながらやっていました。
今思うと、期待されているからと言って、必ずしも答えなければいけないということはないんですよね。
私は足が早く(長距離・短距離)サッカー以外でも陸上で記録を残していました。なので、期待されるといった状況がおおく、このような価値観が生まれてしまいました。
まとめ
最初にサッカーが一番ではなかったと書きましたが、サッカーノートをつけていたり、日々の生活をサッカーに支障をきたさないかを考えていたあたり、一番とまでは言わないですが、気をつかっていたのだなーと思いました。
また、この経験からなにかを始める時、かならず楽しめるか楽しめないかという基準を第一にして考えています。その際に周りの目は気にせず自分の正直な気持ちを大切にしています。
後悔もありましたが、それを教訓にし、のちの人生に良い影響がでると私は考えています。